【注意】
今回は完全にゲーマーのゲーマーによるゲーマーのための記事なので、
ゲームに興味ない人はスルーしてください。笑
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僕はゲームが好きでよくやるんですが、
ここ数年は特に、オンラインで見知らぬ人同士、
チームを組んで戦うようなシューティング(いわゆるFPS)にはまっています。
コールオブデューティ(COD)とか
バトルフィールド(BF)とか
オーバーウォッチとかそーゆーやつですね。
そういうゲームをやってると、必ずと言って良いほど遭遇するのが
「萎え落ち」という現象です。
これは何かっていうと、
敵チームが圧倒的に強すぎる場合などに、
やる気をなくして(萎えて)、
試合を抜ける(落ちる)ことです。
こういう人が続出すると、
ただでさえ強い敵チームを相手にしてるのに
仲間が減って、勝利が絶望的になるので、
是非ともやめてほしいんですが。笑
そもそもこの「萎え落ち」っていう心理現象は、
なぜ起こるんでしょうか?
そして仲間を萎え落ちさせないためにはどうしたらいいのか?
今回は「萎え落ち」の心理的なメカニズムを解説してから、
野良で遊ぶときにチームメイトを萎え落ちさせない方法
について無駄に本気出して考えていきたいと思います。
難しすぎると人間は萎える
心理学の研究で明らかにされた
萎え落ちの原因となる性質っていうのは何なのかというと、
「挑戦する対象」の難易度が「自分の能力」を大きく超える場合、
不安や不満を覚える(楽しくなくなる)
というものです。
ようは「やろうとしてること」の難易度が、
自分の能力を大きく超えたとき、
人間は萎えるってことです。笑
まぁ感覚的には当たり前すぎますが、
それがちゃんと科学的な実験でも確認されてるわけです。
例えば、
友だちの家ではじめてボンバーマンをやるときに、
接待プレイもしてもらえず本気でボコボコにされたらどうでしょう?
「勝てるわけねーだろ!!」
って投げ出したくなるんじゃないでしょうか?
「もういいからスマブラやらせろよ」ってなりますよね。笑
それと同じこと。
難易度>>>>>自分の実力
となると、人間はやる気を失ってしまうのです。
かんたんすぎてもつまらない
それじゃあ逆に、
挑戦対象をすごい簡単なものにしたらいいのか?
と思いきや、そうもいかないわけで。
格ゲーでもFPSでもいいんですけど、
ずっとイージーモードのCPUと闘ってたら
最初のうちは良くても、
だんだんつまらなくなってきますよね?
難易度<<<<自分の能力
という状況でも僕らは楽しくないわけです。
最高に楽しい”究極の集中”状態とは?
じゃあ、そんなめんどくさい人間が「楽しい」と感じる、
やる気に満ち溢れた瞬間は、どういうときに訪れるのか?
ここまできたらもうお気づきだと思いますが、
それは、
難易度=能力
となったときです。
挑戦する課題の難易度と
自分の実力が均等に釣り合っているとき
人間はその活動そのものへの
最高の集中状態に到達し、
楽しい。もっとやりたい。
と思うのです。
その人の実力が客観的に上手いか下手か?
は問題ではなくて、
能力と難易度が釣り合っていればいい。
ただ、ずっとプレイしてればある程度勝手に上手くなるわけで。
だからこそ僕らのような熱心なゲームプレイヤーは
常に高みを目指したいと思うわけですね。笑
実力が伸びているなら、
難易度もむずかしくしていかないと
釣り合いがとれなくてつまらなくなるから。
ちなみにこの最高の集中状態を、
心理学の用語で「フロー」っていうんですけど
フロー状態になると、
・能力の限界が引き出される(結果として成長する)
・達成感が得られる
・それをする事自体が快感となる
・仲間との一体感を感じる
などなど、色んな良い事があります。
ゲームをしていると時々、
自分でも驚くくらい華麗な立ち回りで
敵を何人も連続で倒せるときがあるじゃないですか。
そーゆーときって
最高にノってる
いい流れが来てる
俺やべぇな、天才か?
と感じるわけですけど、
それがまさにこの”フロー”の状態なんですね。
経験あるでしょ?笑
仲間の萎え落ちを予防する方法
さて、ここまでの内容を踏まえて
仲間を萎え落ちさせないためにはどうしたらいいか?
という野良ゲーマーにとっての
永遠のテーマについて考えていきたい。笑
eSports的なチーム戦のゲームで
萎え落ちが起こりやすい状況というのは、
ずばり相手チームが強すぎると感じるとき、
(あるいは自チームが弱すぎる)
試合展開があまりにも一方的なときです。
まぁマッチメイキングは自動で行われるから、
完全にプレイヤースキルが均等になることはむずかしいですもんね。
そんなときもあるでしょう。
そんな状況で、
・チームメンバーが萎え落ちしそう
・自分もなんか萎えてきた
ときにすべきこと。
それは
自チームと相手チームの状況差を埋めること
なのではないかと思います。
もっと具体的にいうなら
・チームメイトと連携をとってツーマンセル(二人一組)で行動する
・ドミネの旗取りは味方に任せて、自分は敵の排除に専念する
とか
ロール(役割)が決まってるゲームだったら
・タンク(盾役)やヒーラー(回復役)を買って出る
・倒されると困るような役割の仲間を積極的に守る
とか。
ようするに、
自分が活躍することよりも
味方のサポートを優先するような立ち回りをするってことですね。
そうして状況差を埋めることで、
「相手チーム」という名の課題の難易度が下がる。
それが萎え落ちの予防にもつながるのではないかと。
まぁこんなのはきっとゲームが上手い人たちにとっては
当たり前のことだと思うんですが、
どうしても野良でやっていて負け込んでくると、
ムキになって
俺がなんとかするからおまえらは引っ込んでろ!
みたいな気持ちになるときもあるじゃないですか。
(で、負けるっていう。笑)
でもそんなときほど相手チームとの差はどんどん開いていって、
味方も自分も萎えていきます。
その結果が萎え落ちであり、
残ったチームメイトの敗北なわけですよね。
それだったら、不利なときほど
一旦落ち着いて、深呼吸して、お茶でも飲んで
ほっほっほ、しょうがないのう。
わしが援護するから若者は好きに暴れなさい。
くらいの老師の余裕(?)を持ってサポートにまわれば
味方も楽しく自分も楽しく、
勝っても負けても「良い試合だった!」
と思えることが増えるんじゃないでしょうか。
僕自身もこの仮説をもとに、
今後のプレイを変えていきたいと思います。
まとめ
・自分の実力と比べて課題が難しすぎると萎え落ちする
・課題が簡単すぎても楽しめない
・最高に楽しいのは課題と実力が釣り合ったとき(=フロー状態)
・相手チームが強すぎるときはあえてサポートにまわろう
というわけで今回は完全に趣味で書いた記事でした!
誰得なのかわからないけど、
楽しんでもらえたならうれしいです。笑
ちなみに普段は
今回話したような心理学の知識を使って、
「やる気が出ない」
「モチベーションがあがらない」
という悩みを解決するための記事を書いていますので
もし興味があれば他の記事もごらんください。
ではでは、ありがとうございました!
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