【学力や才能は?】人は遺伝子でどこまで決まるのか【生まれか育ちか】

どうも、おもちべことぶなです。
 
 
よく、すごく頭が良い人とか、
すごく足が速い人とかに対して、
 
「あの人は生まれつき才能があるから、
あれだけの結果が出せるんだ」
 
みたいなこと言う人っていますよね。
 
 
 
でも、ぶっちゃけ実際に
生まれつきの要素だけで人生が決まっちゃったら

気力もモチベーションも失せちゃうじゃないですか。
 
 
 
 
そこで、今回
人間は遺伝子でどこまで決まるのか?
(生まれと育ちどっちが大事なのか)
について

 
 
実際のところ、どーなん?ってことを
科学に詳しくない人向けにざっくりまとめたいと思います。
 
 
 
 
結論を先に言うと、
 
遺伝子は育ち(外的要因、環境)の影響を受けて発現の仕方を変える
 
 
つまり、
 
生まれと育ちが相互に影響しあって人間は形成される
わけです。
 
 
ようは
生まれ持った要素だけで人生なんか決まらない
ってこと。
 
 
 
自分自身の可能性に絶望する必要も、
やる気をなくす必要もないんです。
 
 
では本編で詳しく解説していきましょう。

「生まれか育ちか論争」自体もう古い

 
まず基本的なこととして、
「遺伝子というものは人間の設計図ではない」
というのが現代の遺伝学の考え方です。
 
 
どういうことかというと、
 
僕らという人間の
“完成形”が遺伝子に記されているわけではない
ってことです。
(まだわかりづらいですよね。笑)
 
 
 
今現在の僕やみなさんの姿っていうのは
「遺伝子で最初から決まっていた形」
なんてものに育ってきたわけじゃなくて、

 
 
状況に応じてある遺伝子のスイッチはオンになり、
またある遺伝子のスイッチはオフになり…
 
っていう複雑〜な絡み合いの結果として
行き着いた姿なんです。
 
 
 
ってかふつうに考えて、
同じ人間がデブにもマッチョにもなる時点で、
完成形が最初から決まってるわけがないんですよね。笑
 
 
 
むしろそうじゃなかったとしたら、
環境が変化したときに身体が対応できなくて死んじゃいますからね。
 
 
 
実際、ネズミを使ったある実験では
脚の筋肉への負荷が急激に高まると
112個もの異なる遺伝子にスイッチが入ることが確認されたそうです。
 
 
 
遺伝子の個数なんかいわれても
イメージつかみづらいと思いますが、笑
 
 
よーするに
 
ネズミの身体は
「あ、この世界だともっと脚の筋肉なきゃ生きていけないかも!?」
と判断して、
 
より強靭な脚をつくるための遺伝子をスイッチオンにした
ということなんです。
 
 
 
こうして「生まれつきの要素(遺伝子)」
環境に対応させて引き出すことで生物は適応しているってわけです。
 
 
 
ちょっと話をまとめると、
 
 
遺伝子というのは
はじめからカッチリ完成形が決まってる設計図
というよりは、
 
 
おおざっぱに材料と作り方は書いてあるけど、
状況や作り手の好みによって割と自由に作れる
すげーざっくりしたレシピみたいなもんなんだということ。
 
 

育ち派への朗報:1万時間の法則

 
これまで天才の存在を確かめるために数々の研究が行われてきましたが、
 
 
結局のところ、
 
「生まれ持った才能のみで」
「何の努力もせずに」
一流の才能を開花させた人の存在は確認されませんでした。
 
 
 
わかったことは、
何かの領域で「天才」とか「一流」とか呼ばれるような人のすべてが
血のにじむような努力を通して能力を磨いてきており、
 
 
その域に達するための訓練にかけた時間は
平均して1万時間に及ぶということです。
 
 
 
これはもちろん、
「1万時間かければだれでも天才になれますよ」
ってことを意味してるわけではありません。苦笑
(ダラダラやってても勝手に時間は過ぎていきますからね)
 
 
 
大事なのは
 
「天才」と呼ばれるような結果を出してる人ですら、
 
それだけの時間の努力の末に
やっとその域に達することができている
ってことです。
 
 
彼らの存在こそ、
 
人間は生まれもったものだけでは決まらないし決められない
ってことのいちばんの証拠なんじゃないでしょうか。

遺伝のせいにしてると余計やる気を失う

「人生なんて、生まれつきの要素で決まってる」と考えるよりも
「どんな生き方をするかで人生は変えられる」って考えたほうが
 
最終的に手に入る結果が良くなるっていう研究もあります。
 

Growth-mindsetとFixed-mindset

 
Growth-mindset(拡張知能観)とFixed-mindset(固定知能観)
という考え方があります。
 
 
 
これは簡単にいうと、
 
自分の知能や能力を「がんばれば伸びるもの」と捉えるか
(この捉え方が拡張知能観)
 
それとも「生まれつき定まってる変わらないもの」と捉えるか
(これが固定知能観)
 
 
という分類なんですが
 
 
 
このどちらの考え方を採用するかによって、
実際の能力に差が生じるということが実験で明らかになっています。
 
 
 
例えば全く同じ学力レベルの生徒を集めて
同じレベルのテストを何度か解かせたときに、
 
 
「がんばればできる」って思ってる
Growth-mindsetの生徒の方が
 
「がんばったってどうせ自分にはムリ」って思ってる
Fixed-mindsetの生徒よりも
 
 
成績が伸びやすかったという結果が出ている。
 
 
 
  
持っていた能力が同レベルだったにも関わらず、
 
 
自分の能力を「がんばれば伸びる」と信じているのか
「どうせ変わらない」と信じているのか
 
 
“信念”というたったその一点によって
実際の結果に差が生まれたわけです。
 
 
 
 
なんでその差が生まれたのか?
 
 
 
それはおそらく
 
人間は無駄なことや意味の無いことはがんばれないけど、
自分が価値を感じることはとことんがんばれる生き物だから
 
なんじゃないかと僕は思うんですね。
 
 
 
 
「努力することに自分が意味を感じられるかどうか」
ということが日々のパフォーマンスに影響を与え、
手に入る結果にも影響を与える。
 
 
 
それだったら「がんばれば伸びる」って信じたほうが
いいと思いませんか?
 

結論:人生は自力でどうとでもできる!って考えた方が得

 
・遺伝子は人間の設計図ではない
・育ち(環境)の影響を受けて生まれ(遺伝子)の要素が発現する
・「がんばれば伸びる」と信じている方が能力は伸びる
 
 
という事実を踏まえると、
 
遺伝子なんかで人生は決まらない
正しく努力を積めば人生どうとでもできる
 
くらいに考えて生きていくほうがだとわかりますよね。
 
 
 
 
ちなみに
 
性格の「内向性・外向性」など、
一部生まれつき決まっている割合が高い要素がある
ということもわかっています。
 
 
なので、すべての要素が
後天的な努力によって変えられるわけではないんですよじつは。
 
 
 
とはいえ、
学力にせよスポーツや芸術の技術にせよ
コミュニケーションスキルにせよ
 
才能みたいなものに関しては
遺伝ではじめから決まってることは
存在しません。
(少なくとも現在においては明らかになっていません)
 
 
 
 
「人間は生まれと育ちどちらで決まるのか?」とか
「GrowthとFixedどちらを取り入れるのか?」とか
 
別になにをどう信じようが自由だけど、
人間の性質から考えるなら、
 
 
「人生は育ち(生き方)で決まる」
「がんばれば伸びる」
って考え方を取り入れるほうが合理的なんじゃないかと思うわけです。
 
 
 
というわけでかなりざっくりした内容ではありますが今回は以上です。
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ABOUTこの記事をかいた人

やる気復活アドバイザーぶな

モチベーションの専門家。中高6年間に渡って勉強に対するやる気が起きず、 成績は最底辺を舐め続け、当然のごとく大学受験に失敗。浪人中、ある本との出会いをきっかけにモチベーションが復活し、都内の難関私立大学に合格する。その経験から"やる気"に関する学問に没頭するようになる。現在は心理学や脳科学、精神分析や心理療法の知見を基にした"やる気のトリセツ"を普及すべく、ブログやメルマガで情報発信をしている。