やる気やメンタル全般の問題を解決する上で、
根本に目を向けることはもちろん大切です。
が、それはそれとして、
今、やる気を復活させたいんだけど…!
という切迫した状況もあるでしょう。
そこで今回は、
最速でやる気スイッチを押すための方法について
僕の持てる限りの知識と経験から語り尽くそうと思います。
目次
脳を制するものはやる気を制する
まず基本的なこととして、
やる気をコントロールしたいなら、脳をコントロールすべし
と僕は思ってます。
人間、やる気が出ないときっていうのは、
広い意味でいうと
「脳のコンディションが悪いとき」
なんですね。
休みたい。
がんばりたくない。
ダラダラしてたい。
ずっと寝てたい。
という気持ちになってるということは、
まずぼくら自身の司令塔である脳が
休もうぜ!
がんばるのやめとこう!
ダラダラするのがベストだって!
とりあえず寝よう!夜まで!
とか指令を出してるからなんです。(ざっくり)
僕らは脳の命令には逆らえないから
そんなこと言われたら従うしかない。
そう、仕方なくだらけてるんですよ!ぼくは!!
みたいな話なんです。(だめ人間か)
でも、そうは言ったって
やらなきゃいけないことはあるから
やる気を出したいと思ってるんですよね?
ならばやることはひとつ、
脳のコンディションを変えることです。
脳のコンディションが変われば、
脳が出す指令が変わる。
指令が変わればやる気も出るってもんです。
じゃあこっから具体的な方法に入っていきましょう!
全力で寝る(脳をベストな状態にする)
まず最初に最も即効性があって、
かつ実感しやすいことから話します。
それは睡眠です。
当たり前すぎるんですが、
きちんと質の高い睡眠をとった日と、
あまり寝られなかった日では
やる気も集中力も思考力もまるでちがいます。
まったく別の人間といってもいいくらい段違いです。
なぜかそうなるのかというと、
睡眠中に脳は回復活動を行っているからなんですね。
睡眠時に脳内で起きてることっていうのは
デパートの改修工事みたいなもんで
掃除をしたりゴミ出したり(老廃物の排出)
古くなった部品を取り除いて
新しいのに取り替えたり(新陳代謝)
ってことを夜の間に済ませて、
毎朝僕らの脳は新装開店してるわけです。
ちゃんと睡眠をとれないと
脳が回復しきらないので、
最高のパフォーマンスは出せないわ、
「回復してないよ!早く寝なさい!」って指令出してくるわ、で
がんばれるわけがないコンディション
になっちゃうわけです。
なので、
なんか最近やる気出な〜い
ってなってる人に関しては
まず睡眠を見直すのが手っ取り早いです。
(睡眠を変えるだけならそんなに激しい努力もいらないし。笑)
具体的にどう見直せばいいのか?
質の高い睡眠をとるのはどうしたらいいのか?って話ですが
・寝る前に強い光(特にブルーライト)を浴びない
・寝る前に興奮すること(運動やゲームなど)をしない
とりあえずこの2点だけ気をつけましょう。
睡眠時間に関しては、
最適な長さは本当に人それぞれなので
「○○時間寝ればおっけー!」みたいなことは言えないんですが、
僕の場合は24時までに就寝して7時間以上は寝るようにすると
非常に調子がいい実感があります。
が、あくまでこれは僕の場合の話なので、
みなさんなりにいろいろなパターンを試して、
自分が最高のパフォーマンスを発揮できる眠り方を発見してくださいね。
睡眠についてはこちらの記事でもう少し詳しく書いたので
よかったら読んでみてください。
昼寝でパフォーマンスを高めるのも有効
午後のパフォーマンスを高めるために
昼食後に15分〜30分くらいの昼寝をするっていうのもおすすめです。
それ以上長くするとそのまま起きれなくなるのでやめておきましょう。笑
僕自身、昼寝を取り入れて大学受験を乗り切ったし、
海外の音大で高評価を得ている学生さんほど
昼寝をしている率が高いっていうデータもあるようです。
これも寝すぎることなく
自分のパフォーマンスがあがる、
”ちょうどいい塩梅”というものを
自分を人体実験することで発見してみてください。
ちなみに僕の浪人時代は
食後30分、自習室の机に突っ伏して寝る
っていうのが最高のバランスでしたね。
ただこれをすると
目覚めてからなぜかゲップが止まらなくなる
っていうデメリットがありましたが。
昼寝のときの姿勢のせいかな?
すげーどうでもいい話ですいません。
軽い運動が脳を活性化する
「日常的に運動をしていると健康に良い」
っていうことは昔っから当たり前にいわれてきたことですが、
それが実は脳にまで良い影響を及ぼすということが
最近の脳科学では明らかになりすぎて
もはや常識になりつつあります。
具体的には
・脳細胞の成長を促す(大人にも効果アリ)
・ストレスを軽減する
・集中力を高める
などなどエトセトラないいことがあるんですが、
ダイエットのために運動するってことをかんがえると
良い結果が出るまでにはしばらく時間がかかりそうじゃないですか?
しかし、こと脳みそに関しては
運動による良い影響が運動した直後から出ます。
もちろん、脳のスペック自体を向上させるような
大きな変化にはそれなりに長い期間が必要ですが、
朝、数十分運動するだけでも
その後、数時間にわたって
集中力や思考力が高まるということがわかっています。
なので、
ちょっとやる気をブーストしたい!ってときに
とりあえず家の近くの公園を走ってくるとか
ビリーズブートキャンプをする(古い)
みたいなことをしてみると
その後のパフォーマンスが向上していることが実感できると思います。
ぜひお試しあれ!
知的好奇心をくすぐるものをちょっとだけ見る
どうしてもやる気が出ない。
なんだか眠くて作業に集中できない。
そんなとき、
知的好奇心をくすぐるものを少しだけ見るのも有効です。
なぜなら、そういうものを見ると
脳内ではドーパミンというホルモンが出てきて、
これが脳を覚醒させるはたらきがあるからです。
ただし、これには気をつけるべきことがあって、
気になりすぎてやめられなくなる可能性があるんですよ。
仕事や勉強がんばろうと思って、
脳を覚醒させるためにNetflixでドラマを見始めたら
そのまま没頭してしまって気づいたら夜になってた、
とか笑えないですからね。
笑えないけど経験あるでしょ?笑
それを避けるためにも
時間を決めておく、とか
1話だけ見る、みたいに区切りをあらかじめ決めておくといいでしょう。
この方法は諸刃の剣なので、
自爆しないように気をつけてください!笑
注意点:根本解決にはならないこともある!
ただし、今日話したことには注意点があります。
それは、
根本解決にはならない可能性があるということ。
「いつもはやる気あるんだけど、
たま〜に、急にやる気出なくなることがある」
みたいな人だったらいいんだけど、
慢性的にやる気がない人の場合、
やる気を失わせる大きな根本原因
を抱えている可能性があるんです。
例えば、
・自信が完全に欠如している
・がんばってもどうせ何も変わらないと信じている
・周囲の人間関係が著しく悪い(ex.日常的に人格を否定されている)
・ブラック企業の社畜のため生活リズムがぶっ壊れている
・健康状態が極端に悪い
などなど。
そうなると、
穴の空いたバケツで水をくもうとしているようなもの。
まずその穴をふさぐことから始めなきゃいけないんですね。
なので、
今日紹介したような軽いテクニックでは
どうしようもない、全然変わらない
という人は根本原因に目を向けてもいいかもしれません。
こういったメンタル面の根本的な部分に関しては
自信について徹底解説した無料メール講座でレクチャーしているので
興味があれば読んでみてください。
無料メール講座:自信の心理学概論
まとめ
- やる気が出ないのは脳のコンディションが悪いから
- 睡眠の質をあげればがんばれるようになる
- 昼寝も有効
- 運動するとその直後から脳の集中力や思考力が増す
- 知的好奇心をくすぐるものを見てドーパミンを出そう
- これでだめなら根本原因を探るべき
というわけで今回は以上です。
ありがとうございました!
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