仕事にせよ勉強にせよ普段はがんばれてるのに
なぜか急にやる気が出なくなる日ってありますよね。
そんなときって急に自分がダメになったような気がして不安になるかもしれませんが、実は心と身体に必要な回復行動をとるだけで思いのほか簡単にいつもの自分に戻れたりするんです。
この記事では、6年間のやる気ゼロ時代を実際に克服した者として、やる気が出ない原因と対策について徹底的にまとめました!
目次
「なぜか今日はやる気が出ない」その原因は?
普段ならがんばれることがふっとできなくなったとき。
それはエネルギー切れになっているときです。
やらなきゃいけないことをこなすのに必要な
エネルギーという資源が赤字になってるからがんばれないわけです。
参考記事:ただエネルギー切れてるだけ!やる気が出ない本当の理由
だから、そんなときは恐れずに休みましょう!
以下、僕がエネルギー切れのときに実際にやっている休みかたを
3パターンにわけてお話しします。
やる気が出ないときにやるべきこと=回復行動
身体が疲れているからやる気が出ない場合
頭がぼーっとして全っ然集中できない、とか
明らかに身体に疲労が残っていてぐったりしちゃう、
みたいなときは身体が疲れている証拠です。
(と僕は判断しています。)
その疲れは、
「もう疲れてんだよ!いいかげん休めよ自分!たのむから!」
っていう身体からのメッセージみたいなもんなんですよね。
睡眠が足りてないのであれば、
まずちゃんと寝たほうがいいし
身体がこりかたまっているなら
マッサージに行ったりお風呂にゆっくり入ったりしましょう。
特に睡眠不足は脳のエネルギー不足と老廃物の蓄積に直結しているので、
自分の生活をかえりみて、
「あ、眠り足りてないんじゃね?」
と思い当たるフシがある人はちゃんと寝ましょう。
眠い頭でがんばってもどうせろくなパフォーマンスは出ないので、
今日は諦めて寝ましょうね。
昼寝してからがんばればいいじゃない。
※睡眠については「睡眠不足はやる気の大敵!地球人用の正しい睡眠法について」という記事で詳しく解説しました。
心が疲れているからやる気が出ない場合
身体の疲れは特にない(or自覚してない)けれども、
妙にイライラやモヤモヤが溜まっているときは
趣味や好きなことに没頭するといいでしょう。
いわゆるアクティブレスト的な休みかたですね。
人間ふつうに生きてたらどうしたってストレスは受けるもんだし、受けたストレスを発散しないでいたら必ずどっかで影響が出てくるものなんですよ。(イライラが態度に出たり、身体に何らかの症状として出たり)
なので、そういう気疲れみたいな、心労みたいな、
心の疲労感を感じたときは好きなことに没頭するのをおすすめします。
ちなみに僕の場合は、カラオケに行って一人で2〜3時間歌い切る。
そして15分〜30分くらい昼寝してから仕事や勉強にとりかかるとかなり復活します。
参考記事:目標達成するためでも趣味の時間をなくすべきではない理由
心と身体、どっちにも効くのは運動!
どっちにも効くのはずばり運動です。ZUBARI。
特にランニングやジョギングなどの有酸素運動がいいですね。
運動をすると、まず身体がほぐれます。
デスクワークなんかで同じ姿勢でいつづけると
老廃物がリンパ管のなかにたまってカタマリになります。
それがいわゆるコリです。
(で、コリが大きくなると神経を圧迫するので痛みが出たりします)
つまり人間の身体って
動いても疲れるけど、動かなくても疲れるんですよね。
だから、明らかに運動不足なはずのに
なんだか身体疲れてるな〜だるいな〜って人は
運動しましょう。
身体を動かしましょう。あえて。
さっき言ったみたいに
別にマッサージ受けてもいいんですけど(気持ちいいし)、
ただ、お金がかかるしキリがない。
それより、軽くでも運動すれば
筋肉が動いてリンパの中の老廃物を押し流してくれるので、
身体をほぐすために動くってことを
とりいれてみるといいでしょう。
たぶん一ヶ月もしないうちに
あれ?肩こりどこ行った?
みたいになりますよ。笑
※ちなみに僕の場合は毎朝のラジオ体操と
週に3回くらいの散歩(超腕振って歩く)で
肩甲骨周りのコリが劇的に改善しました。
そして運動のメリットがもうひとつ。
運動をすると脳内が変わります。
(これについてはまた別途記事を書くつもりです)
具体的にいうと、
・ストレスを感じた時に分泌されるコルチゾールという物質が減る
・快感に関わるドーパミンが増える
・ストレス反応にブレーキをかける脳内の部位が強化される
などなど(本当はもっと色々あるんですが)、
ざっくりあげてもこれだけ心理的なメリットがあるんですよ。
運動はうつ病にも大きく効果があることが確認されています。
抗うつ剤を服用するのと同じレベルで効果があり、
その上、再発率は薬を飲むよりも低いです。すごいです運動。
運動が身体にいいのは当たり前ですけど、
心にもいいってんだからなかなか驚きですよね。
なので、
やるべきことがあるのにどうしてもやる気が出ない。
かといってダラダラ休むのはなんか罪悪感が…!
みたいな人は
とりあえず今すぐ外出てダッシュしてこい!
ってことです。笑
(半分冗談、半分ガチで。笑)
慢性的にやる気ない場合
「やる気が出ない日がある」というよりもはや「いつでも常にやる気が出ない」みたいな人もいると思います。
中学高校時代の僕がまさにそれでした。
そういう人の場合は根本的に解決すべき問題があるので
それらに対してアプローチする必要があります。
「がんばっても無駄」と心が折れた状態
人間、あまりにも自信をなくし
「自分なんか努力したって無駄なんだ」
とまで思ってしまうと、
何かをがんばる気力が失われてしまうことがあります。
この状態のことを心理学の用語で“学習性無力感”というんですが、これを解消しないことには表面的な対処をいくらしても動けるようになりません。
よくあるモチベアップの方法を試しても、
つまり「偉人の名言を読む」とか
「テンションあがる音楽を聴く」みたいなことをしてもほぼ無意味です。
じゃあどうしたらいいのか?
それにはネガティブなセルフイメージ(自分像)を根本から変える必要があります。
具体的な方法については以下の記事などなどでたくさん解説したので、
興味があればぜひ読んでみてください。
参考記事: ポジティブを目指さない!3ステップでネガティブ思考を変える方法
参考記事:怒られても気にしない人になる方法!秘訣は「情報処理の癖」を変えること!
参考記事:やる気と自信の関係!自信ゼロを克服しやる気を復活させる方法
全くやりたくないことを「やらされ感」でやっている
自分が心から望んだことでなくても、
年齢だったり職業だったり学年だったりで
「やらなきゃいけない」状況になることってありますよね。
※高校3年だから受験勉強しなきゃいけない、とか
営業に配属されたから外回り行かなきゃいけない、とかね。
そーゆー「やらされ感」で何かをするときって、
やる気を出すほうが無理だったりします。
そんなときは目標設定が大事です。
(正確には目標の再設定、再定義)
何のためにそれをやるのか?
という目的の部分を再定義すると、
やること自体は変わらなくとも、
その意味合いが変わってきます。
自分が心から意味を(価値を)感じるように
再定義すればきっとやる気は復活しますよ。
詳しい目標設定メソッドについては「目標こそ命!モチベーションを高める正しい目標設定の仕方」という記事に書きました。
自分を責めるのだけは絶対にNG
やる気を取り戻したいときに絶対やってはいけないこと。
それは自分を責めることです。
どうしてもやる気が出ない日に
なんておれはダメなんだ…!
とか(心のなかで)叫んだりしがちなあなた。
僕自身ずっとやってたから言えるんだけど、
これはマジで意味ないし
無意味なだけでなく
「自分はダメ」っていうセルフイメージを
自分自身に対して刷り込んでいくことになるんですね。
で、「自分はダメ」と思い込めば思い込むほど
人はがんばれなくなっていく生き物なので、
その刷り込みは長い目でみると非常に大きなマイナスになります。
百害あって一利なしなのでやめましょう。マジNG。
冷静に客観的に改善策を考えればいい
じゃあどうするか?
なんて自分はダメなんだ…!
って責めるんじゃなくて
冷静に状況を整理して考えればいいんです。
今日おれなんかダメだな
→あ、たぶん睡眠不足だな
→つまり睡眠のとりかたをミスったな
→じゃあちょっと昼寝はさんで午後からがんばるか
(or 今日はまじもう無理だから早く寝よう)
みたいに、「調子が出ない自分」を客観的に扱う。
そして必要なアクションを実行する。
そうすれば無駄に自分を嫌いになることもないし、
自分をマネジメントする力もつくので一石二鳥ですよ!
参考記事:やる気が出ない自分を責めなくていい3つの理由
まとめ
・どうしてもやる気が出ない日は基本的にエネルギー切れ
・なので回復に専念しよう
・なんだかんだ最強の休みかたは「運動すること」
・常にやる気でないって人にはたぶんエネルギー以外の問題があるよ
・自分を責めたりなんかしなくていいから落ち着いて対処しよう
というわけで今回は以上です。
ありがとうございました!
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